2016.06.14 Tuesday
出口さんにめっちゃ励まされた!出口治明×安藤美冬 「出口さん、お金って何ですか? 働くって、どういうことですか?」 『働く君に伝えたい「お金」の教養: 人生を変える5つの特別講義』(ポプラ社)刊行記念イベント参加レポ
こちらの本の出版記念イベントでライフネット生命会長の出口治明さんとノマドワーカーの安藤美冬さんのお話を聞いてきました。
若手でお金のことよく分からないし、不安というかたはぜひ読んでみてください。
金融機関勤務のかたにはすでに知っている内容が多いかもしれませんが、出口さんの歴史に基づくマクロ的な視点からの解説が面白いのではと思います。
出口さんに安藤さんが質問にするスタイルで一時間、会場の参加者からの質問にお二人が答えるスタイルで一時間という盛りだくさんの内容。愛知県や福島県など遠方からの参加者もいらっしゃいました。
印象的だった言葉は以下のとおりです。
○出口さん
・置かれた場所で咲く。そこが合わなかったら別の場所に移動して咲く。
・会社選びは配偶者選びと同じ。離婚当たり前。
・子どもは親が思ったとおりにならないもの。子どもが好きなこと、やりたいことを助長してあげるだけでOK
○安藤さん
・自分の理想のライフスタイルを具体的に考える
・オンラインにもオフラインにもドリームキラーのバブルおじさんがいる
・変化が激しすぎるので未来のことはわからない。計画は3年単位で種まき、育てる、収穫段階で考えている。
○お二人
・今やりたいことをすぐにやる
会場の参加者からの質問を聞いていて、今の若い人には年金、住宅、保険などお金の不安がたくさんあるということを心底感じました。
また、みんな「こうしないといけない」、「こうしなければならない」という親や世間の固定観念にしばられていますね。
もっと自由に自分がどうしたいかに正直に生きればいいのに〜!と思いました(難しいとは思いますが)。
震災やテロで死ぬかもしれないと思ったとき、後悔したくないですよね?
今やりたいことをすぐやる(&大事な人、物事に時間を使う)ということを今一度リマインドできました。
お話の内容で個人的には「あ、私あの時勇気出して転職する行動を起こして良かったー!」と出口さんの以下の言葉に励まされました。
・昔のヨーロッパではおかしな市長だったら市民は逃げた
→現在でも、ブラック企業だったら逃げる。みんな逃げたらブラック企業なくなる。
→自分の好きなところに移っていくのが大事
・池に石を投げたら必ず波紋ができる
→行動には必ず軋轢・摩擦が生じる
→自分の気持ちに聞いて行動
長時間労働で体が辛いことを理由に(逃げた)退職を告げた時、上の人からきつい言葉をかけられました(軋轢・摩擦)。
当時は会社で胃液が逆流してるんじゃないかと思うくらいお腹が痛くなりましたが、今の私の辞書には長時間労働という言葉はありません。早く家に帰って、晩ごはんを作って、パートナーと仲良く食べるという理想のライフスタイルが送れています。
自分の気持ちを大事にして行動あるのみです!