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評価:
ジョン・ロビンズ
アスペクト
(2006-09-19)
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食生活、運動が長生きに必要なのだということはわかっていましたが、
長生きには「愛」や「良好な人間関係」が必要、という話が新しかったです。
超高齢化社会が進んでいます。また、がん・心臓病などの生活習慣病も
増加の一途をたどっています。
長生きはそこまで望みませんが、
高齢になっても、自分の体・精神ともにが元気で、自由に動かせる状態で
ありたいと強く思います。
沖縄や山岳地帯のある小さな町では、100歳程度になっても、腰も曲がらず、
目もしっかりと見え、もちろん言葉もはっきりしている元気なお年寄りが
たくさん住んでいるところがあるそうです。
そこでは、お年寄りも仕事をして、社会と関わっている、町の人もみんな
お年寄りを尊敬し、頼りにしています。
お年寄りに対し、社会のお荷物的な扱いをすることもある今の社会が
はずかしいと思いました。
秘境の長寿のかたが住んでいた山や沖縄にも、アメリカ的な衣・食・住が
はびこって、長寿の人が住みにくくなっているそうです。
みんながみんなこぞってアメリカの真似をして、結果悲惨なことになって
いるのは本当に悲しいこと。日本もそうですが、今は中国がそうなっている
そう。自分の国の文化や生活習慣を大切にしてほしいです。長い長い
歴史の中で培ってきた、自分たちに一番しっくりくるものなのですから。