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評価:
勝間 和代
ダイヤモンド社
¥ 1,500
(2009-12-04)
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「やればできる」というタイトルから、いかに勝間さんの本を読んで学んだことを
実践し、継続するかという方法、努力の継続方法について書かれているのかな、
と思っていました。
しかし、自分ひとりでがんばるのではなく、まわりの人と助け合って、
がんばり続けるという内容でしたので、かなり意外でした。
そしてがんばって得た結果をまわりの人に還元するということを
あらためて意識しました。
以前「インディで行こう!」で読んだのですが、
「自分が好きで得意かつお金が稼げることを仕事にする」ということが
根底にあると思いました。
内容は、勝間さんならではのネーミングの4つの力について、
自身がいかにして「とんがった」人になったのか、その過程を
これまで勝間さんが公表していなかった過去の時代にまで
さかのぼったり、現在の仕事のエピソードを交えて具体的に
伝えてくれています。
1.自分の長所の種を見つける「しなやか力」早速、手始めにストレングスファインダーとMBTIをやってみました。
続きに結果をコピペしています。
2.長所をのばすことに集中する「したたか力」不得意なことはやらない、得意なことをやって得る「マタイ効果」を
意識し、自分の得意な分野に力を集中させる。
この力の詳細は「断る力」に詳しく書いてありますね。
今、苦手だなあと思って現在の仕事をしているので、この力には
ぐっと考えさせられました。
3.絶え間なく変わり続ける「へんか力」「毎日0.2%」の改善、過去の時間投資ほうやグーグル化を読み、
わかっているのですが、結局、やっていない自分がいました。
あらためて職場でできる人を観察していると、ごく自然に「0.2%の改善」を
行っているな、ということに気づきました。
4.自分の長所をフルに活かせる世界に行く「とんがり力」まだ自分が「とんがって」いないので、わからない部分も多いですが、
とんがりのある人はとがりのある人と付き合う、というのはイメージが
わきました。
ただ、巻末の「「やればできる」を実現する、勝間式魔法の7つ道具」は、
本書の内容とはあまり関係がなく、ちょっといらないかな、という気がしました。